証券会社によってかなり違う!?いま人気のファンドラップの仕組みを知ろう

ファンドラップの仕組みはどうなっているの?

ファンドラップとは、証券会社が個人投資家から一定額の資金を預かり、投資先のファンド選びや運用を一任する金融商品のことです。従来の投資信託を、よりグレードアップさせたものだと考えると分かりやすいでしょう。手数料の仕組みも従来の金融商品とは異なっています。投資信託はファンドごとに手数料を支払う仕組みですが、ファンドラップにおいてはファンドの組み合わせがどうであれ一括が基本です。一括である点は同じですが、運用成績に拘わらず一定額のタイプや、運用成績が良かったら手数料が増えるタイプなど、証券会社によって個性は大きく異なります。

証券会社によって内容は大きく異なります

多くの証券会社が近年力を入れており、その残高が増え続けているファンドラップですが、従来の投資信託などの金融商品同様にその中身は会社によって大きく異なります。たとえば最低限必要な投資額は300万円から500万円までと大きな開きがありますし、信託報酬も0.7%と低率な会社もあれば、2%近く必要な会社もあります。信託報酬が高い会社は、それだけ運用に自信があるということでもあるので、一概に手数料が安いほど良いというわけでないのが難しいところです。いずれにせよラップファンドの利用を考える際は、証券会社の数に応じた個性があると考えて、じっくり選定するようにしましょう。

ファンドラップの利点と留意点を知ろう

ファンドラップの利点は、個人投資家の投資性向などを十分に把握した上で、面倒なファンド選びや運用を全て証券会社所属の専門家に一任出来ることです。投資性向とは要するにリスク許容度のことで、この許容度に応じて専門家はファンドの組み合わせを選んでいくことになります。専門家に任せられるので、個人が運用するよりも確実性が高いファンドラップですが、預貯金とは違うリスク商品である以上、元本割れの可能性はゼロではありません。また、手数料割合が総じて高水準という点にも留意する必要があるでしょう。世界的な景気悪化などが理由で、利益に対する手数料の割合が高くなりすぎる状況が続いた場合は、解約も視野に入れておくことが大切です。

ファンドの会社とは投資家から資金を集めて運用し、得られた利益を投資家に分配するための会社のことです。